子供の低身長治療の今。
次に、内分泌系異常による低身長をみていきましょう。
基本的に低身長と診断される人の3分の1程度がこの内分泌系異常による低身長症です。では、分泌系異常を確定するにはどのような診断を行うのでしょうか。
まず、血液検査や尿検査の基本的な検査と、手X線撮影を行います。ここで、骨年齢の成長の遅れが確認されると、ソマトメジンCという成分の数値検査と、2種類以上の負荷テストを行います。このソマトメジンCとは成長因子のことで、この数値が低値であることとテストで成長ホルモンの分泌不全が確認された場合、「成長ホルモン分泌不全性低身長」と診断されます。
ソマトメジンCとは、成長ホルモンが肝臓や腎臓・骨などに働きかけて生成される成長因子です。これが軟骨に働きかけることによって身長を伸ばすことが研究によって明らかになっています。
ソマトメジンCの数値が低いということは、同時に成長ホルモンの分泌がうまくいっていない可能性を示唆しているのです。
成長ホルモン分泌不全性低身長は、早期発見によるホルモン治療が現在最良の策と言われています。低身長の治療効果をより高める為にも、早期に検査等の対策をとることが求められています。
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